リバース・モゲージ
 老後に、 自宅を担保にして生活資金を借り、 死後に売却して返済する制度で、 リバースは「逆」、 モゲージは「抵当融資」の意味。 住み慣れた自分の家を手放すことなく、 現在住んでいる不動産(家)を担保に、 老後の暮らしに必要な資金の融資をあっせんするもの。
 高齢者の急速な増加により現在の各種保険制度や福祉制度の破綻が予測されることから、 国が社会保障制度の新機軸として導入する方針を打ち出している。
 制度創設を検討している国の「日本型リバース・モゲージ」の主な目的は、 若いときに良質な住宅取得に努力した者が老後に報われる自己責任社会をつくることにある。